先生だって遊びたい
「美鈴は北島先生に会うの初めてだったよね?昨日まで修学旅行の視察に行ってもらってたから、それより職員会議始まるよ行こう?」

「職員会議ねーハイハイ」

 (あいつ本当に教師だったんだ、それにしてもなんて奴だ?人の事どこぞのおねちゃんと間違いやがって…教師としてあるまじき行為だ!)

「毎日毎日職員会議しなくたって良いんじゃないの?大した話何もないじゃん、私、明日から出なくてもいい?」

「なに言ってるの?あんたも教師なんだからちゃんと出なきゃダメ!!」

「毎度毎度、光浦の知性、誠心、友愛の話は長いんだって!」

 (そんな話は生徒だけにしろって言うの)

職員会議も終わり美鈴と真奈美は職員室を後にするのであります。 
 
 (本当にバァバァの話は長い!あぁ腹減った…)

「売店でバン買ってこよっと真奈美じゃーね」

ここ(学園)の売店は品揃えも良く売店と言うよりコンビニと言ったほうが良いだろう?
むしろコンビニより品揃えが良いのであります。さすが櫻瞳華学園。

「もうーちゃんと保健室に戻ってよ?今日は健康診断してもらわなくちゃいけないんだから」

「はいはい……」

 (ハァー……健康診断ってやっぱり今日も寝てられないじゃん…)
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