時にはケダモノくんなのです








五十鈴君に声をかけようとした時…








「遼佳先輩」







私を呼ぶ声が聞こえる。





声がした方に顔を向ければ、お昼に遼と来た植上君がいた。







「植上君」






なんでここに………









「一緒に帰りません?」







フワッと笑う植上君の笑顔は天使みたいだ。






一緒に帰ろうって…





全然知らない人と2人で帰るなんて私にとって地獄……







「え、えっとー……」







私がハッキリ返事をしないでいると植上君が私に近づいてくる。








「遼から人見知りっていうのは聞いてます。


話は俺からかけるんで、それでもダメですか?」








私の目の前に来た時、植上君はそう言った。










< 122 / 209 >

この作品をシェア

pagetop