時にはケダモノくんなのです
「萩野」
ドライヤーが終わり、声をかける。
萩野からの返事はない。
「…寝るの早すぎだろ。」
ため息混じりにも似たような声を出す俺は起こすために立ち上がる。
こんな状況になるなんて誰が最初に考えるかよ…
本当…自分だけこんなに意識ばっかして…
「萩野、送るから起きて」
肩を2回トントンと叩くと萩野は、少し体を動かした。
その拍子に寝てる萩野の右足が毛布から出てしまった。