猫柳の咲く季節に


そんなとき、後ろから誰かが来る気配がした。


だけど、希美ちゃんの反応で、それが誰だかすぐに分かる。


「今、俺の話してなかった?」


ほら、やっぱり。


「そうなんだ!実はね、拓海…」


希美ちゃんが説明をしてくれた。


飲み込みが早いんだなあ、と感じながら、微笑ましくやりとりを眺める。

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