猫柳の咲く季節に


頑張りたい。


負けたくない。


今ごろになって、そんなことに気づくとは。


私もまだまだだ。


「ありがとうございます」


「うん」


高校生活は、まだ始まったばかりだ。


負けないで、逃げないで。


何があっても、前を向いて生きていく。


それがきっと、正しい道。


大丈夫。


私は、強くなるから。


「佐川さん!」


大きく深呼吸をして、再び彼女の席へ向かった。


FINAL END
< 513 / 514 >

この作品をシェア

pagetop