強引社長の不器用な溺愛
「感じは、俺も悪かった気がする。すまん」


「社長、いろんなこと、本当にごめんなさい」


頭を下げて、ゆるゆると顔をあげると、社長の笑顔が目の前にあった。

元々魅力的な人だけど、その眩しい笑顔はとびきり輝いていた。
本音で話し合ったせいかな。
この一瞬で、すごく多くのことが伝わったような気がする。

急激に心音が速くなった。
なんだろ、この感覚。
社長が心からの笑顔を見せてるってことが、ものすごく胸にくる。

キュンっていう表現は……この感覚が近いかもしれない。


「じゃさ、おあいこってことで、いいか?」


社長が眩しい笑顔をいたずらに歪め問う。
私はしっかりと頷く。


「はい、いいです」


「もうツンツンするのナシな」


「はい」


私たちは見つめ合って、こぼれるように笑った。



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