SPECIAL4人組☆
「告るって誰に??」
目をキラキラさせてる綾瀬。
「わかんないの?」
「教えて!」
「それは…悠真本人からどぞっ。」
「悠真ぁ!だーれ?あたし知ってるの?」
「…茉智。」
「え!茉智!?」
「お前鈍い…」
ゲシッ!
綾瀬の左手がかえる。手錠をしてる俺の手は無理な方向にまげられた。
「いてぇ…」
「悪かったね!
それにしても茉智かぁ♪」
「うちが何?」
いつの間にか帰ってきた茉智。
「茉智帰ってきたの?」
「うん。で何?」
「茉智が武術の達人だって聞いたの!」
「やだぁ。悠真そんな事言ったの?」
「…ああ。」
ほけっとしてる悠真。
それもそうだろう。さっきまでの話をなかったように作り話をする綾瀬。
俺も何度も騙された。
勉強じゃない頭の良さがあるんだよな…