秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~

永遠side~

俺は朝方近くまで佐藤達と飲む羽目になった。

少し溜まった事務処理をしたくて、早めに出社する。


「ふ、副社長!!?」

副社長が社長室のソファで横になり、自分のトレンチコートに包まって眠っていた。

「起きて下さい!!風邪引きますよ」

俺はぐっすりと眠る副社長を叩き起こした。


「…永遠か…早い出勤だな」

副社長はカラダ起こすなり、豪快なクシャミをした。


「どうしてこんな所で寝てるんですか?」

「だって・・・柾貴のヤツが泊めてくれなかったんだ・・・」

「柾貴の部屋に行ったんですか?」

「うん。ヤツのマンションが一番近くにあったから・・・俺に予備のカードキーくれてるし、いつもなら自由に入らせてくれるんだけどなぁー」



「コーヒー淹れますね」

クシャミを連発する副社長を気に掛けて給湯室に入った。


凄く凄く嫌な予感がするんだけど、俺の胸の内はザワザワと騒がしい音を立てる。

―――――まさか…香音のヤツ。
柾貴の部屋に泊まったのか?
< 127 / 230 >

この作品をシェア

pagetop