秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「いつも、稜真に好意を抱く女の子達に振り回されて来た。それがずっと嫌で嫌で。
俺をスキと言ってくれる女の子もチラホラ居たんだけど・・・
でも、人に合わせるのが苦手な俺はフラれてしまう」


「でも、柾貴さん、私には合わせてくれていると思いますよ」

「そうだな。まさか、この俺が人のオンナを奪うなんて…自分の意外な行動には驚いた。でも、その先には進めない」

「柾貴・・・さん!?」


「永遠さんから君を奪ったワケだけど・・・彼氏にはなりたくない。君とはいいお友達で居たい。結局の所、傷つきたくないんだ」


柾貴さんも私と同じ想いを持ち、恋を始められないでいる。


「時々、こうして二人で会って、本屋を巡ってご飯を食べる。そう言う関係で居たいんだ」

「それって本当にお友達ですね」


「だから、他にオトコ作っていいから」

「私の唇を奪って、次の彼氏候補になった話はナシですか?」


「小池さんは俺と付き合いたいの?」

「今はまだ・・・」



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