秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
私の淡い期待は無残に打ち砕かれた。

「妊娠はしてないわね・・・」

「そうですか・・・」

私の心の中は安心と言うよりも残念と惜しむキモチで一杯だった。

「生理が遅れているのはホルモンバランスのせいね」

エコーを撮影しても、私の子宮には麻生さんの子供は居なかった。

原因は、働く女性にはありがちな仕事の疲れや人間関係のストレス。

お尻に生理を起こす注射をして貰って、診察は終了。

診察室を出て、真っ先に麻生さんの姿を見た。

彼は私が出て来たのも判らない位真剣に雑誌を読んでいた。


「麻生さん」


「!?」

彼は目を円くして反射的に顔を上げた。
彼の読んでいた雑誌は出産・妊娠の情報雑誌『たまごク○ブ』

「小池…終わったのか・・・」

麻生さんは恥かしそうに雑誌をラックに戻した。

「結果は?」

「病院出たら、話します」



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