カリスマ社長に求婚されました
「ちょっと、蓮士さん離して!」
優一さんとは違うスパイシーな香りのする蓮士さんの胸を、押し返して抵抗しようとしても、私の力は簡単に抑えられてしまう。
むしろ、より強く抱きしめられて困ってしまった。
「騒ぐな。優一の顔に、泥を塗ることにもなるだろ?」
「卑怯です、蓮士さん。こんなことをしたって、私の気持ちはなにも変わりませんから。離してください」
「離さない。どんな出会い方でもいいから、優一より先に出会いたかった」
蓮士さんは私を抱きしめて、髪に顔を埋める。
だけど私は、どうやって体を離せばいいのか、そればかりを考えていた。
「蓮士さんは、優一さんへの対抗心で、私に興味があるだけです。本気で好きなわけじゃない」
「なんで、そんなことが分かるんだ? オレは、芯の強い女が好きだ。だけど、可愛げのない女には興味がない。茉奈ちゃんは、じゅうぶんオレのタイプだけど?」
いっこうに離す気配のない蓮士さんに、私は焦りすら感じながら、とにかく押し返していた。
優一さんとは違うスパイシーな香りのする蓮士さんの胸を、押し返して抵抗しようとしても、私の力は簡単に抑えられてしまう。
むしろ、より強く抱きしめられて困ってしまった。
「騒ぐな。優一の顔に、泥を塗ることにもなるだろ?」
「卑怯です、蓮士さん。こんなことをしたって、私の気持ちはなにも変わりませんから。離してください」
「離さない。どんな出会い方でもいいから、優一より先に出会いたかった」
蓮士さんは私を抱きしめて、髪に顔を埋める。
だけど私は、どうやって体を離せばいいのか、そればかりを考えていた。
「蓮士さんは、優一さんへの対抗心で、私に興味があるだけです。本気で好きなわけじゃない」
「なんで、そんなことが分かるんだ? オレは、芯の強い女が好きだ。だけど、可愛げのない女には興味がない。茉奈ちゃんは、じゅうぶんオレのタイプだけど?」
いっこうに離す気配のない蓮士さんに、私は焦りすら感じながら、とにかく押し返していた。