カリスマ社長に求婚されました
「もう……、優一さんってば、そんなすごいことをサラッと言うんだから」

とにかく気恥ずかしくて、思わず目をそらす。

すぐに信号は青に変わり、車は次の目的地、ダイヤモンドヘッドへ向かった。

そこで沈みゆく夕陽を眺め、クルージングのディナーを楽しみ、とにかく贅沢な一日を過ごしたけど、私はただドキドキして、どこか集中できなかった。

そして、やっと着いた別荘はコンドミニアムタイプで、ワイキキビーチを見下ろせる三十八階にあった。

エントランスは、まるでホテルのようで、ヤシの木で飾られ、バーやレストランまで入っている。

その豪華さに圧倒されつつ、部屋に入るとますます絶句した。

壁掛けの大きなテレビに、清潔感のある白が基調のキッチン。

ヨーロピアン調のソファーに、寝室はクィーンサイズのベッドがあり、そこからテラスに出ると、ワイキキビーチが見渡せた。

かなり贅沢な部屋だ。

「すごい……。夜のワイキキビーチもロマンチックなのね」

周りにホテルも多く、意外と明るい感じがする。
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