恋をしよう!
『先生のクラスの模擬店にきています(*^-^*)

とても楽しいですね♪

今日の午後2時から体育館でやりますので、ぜひ見にきてくださいね(*´∇`*)』

知ってるよ、入って行くところを見たから。

「うーん、これは行くしかないな」

最初から見に行くつもりだったけど。

スマートフォンをポケットに入れると、教室の窓から覗き込んだ。

荻原は田村と楽しそうに談笑をしながら、抹茶のシフォンケーキとアイスティーを口にしていた。

うん、何よりだ。

僕は心の中で呟くと、見回りに専念するためその場を離れた。

2時まで時間があることだし、どこかで昼飯でも食べに行くか。
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