恋愛成就
「お前は…したくねぇの?その…ね?」

「…蓮琉さん、別にいいですよ。しても。でも、あの…心の準備が。だから、その今は無理というか」

「そこまで強制なんてしねぇから。安心しろ」

「はい…」

意気地無しで悪いなぁ…本当ならしてもおかしくない年齢だ。我慢させちゃってるよね。

「我慢は…少し。でもお前がいいって言わなきゃ意味ねぇもん。な?」

「へ?…あ、はい。…それにしても蓮琉さん、紗姫がまた会いたいって言ってた、数日会ってないだけで耐えられないとかなんとか。」

「今度、時間作ってここに集まればいいだろ?」

「うん!…また4人で出かけたいなぁ。」

「俺も。…愛麗、今日は泊まってくか?」

…蓮琉さん、でも甘えるのはダメだよ

「ううん、家はこっから近いし…いいよ。」

「俺がやだー…。じゃ、俺が泊まりに行く」

え!?…蓮琉さん、それありですかぁ!?驚きでいっぱいです。

「なぁ…ダメか?」
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