私の嘘を完成させて
「何か用?」
先程からすごい目つきで
睨んでくるその人は
ある意味執念深い。
「篠崎さん」
「あぁ。気付いてたんだ」
「そりゃあ。気付かない方が
おかしいってくらい
睨んでるもんね」
彷徨にわざとここを
離れてもらった理由は
篠崎さんと話をするため。
「あんた、堀さんまで
丸め込んだわけ?」
何を言うのかと思えば…
「まぁいいわ。
今日の夜屋上のプールに
来なさいよ。」
「嫌なんだけど。」
「来たらもうあんたに
関わるのやめてあげる。」
うわー嘘っぽい。
行ったらまた閉じ込められそう。
「来なかったら…」