私の嘘を完成させて

「少し話してからね。」

そう言ってわざわざ
私の前に来てしゃがむ。

「で?こんなことして
どうなるか分かってるの?」

私は生徒会の役員なんだ。
あんたの処分なんかすぐに
決められる。
って…

言おうとしたけど
ニヤニヤと笑う顔。

一瞬ヒヤッとするけど
きっと水に浸かっているせいだと
思いたい。

「退学にする?すれば?
どっちにしろ私
もうこの学校に未練はないの。」

は?

あんだけ5人の後ろを
ちょろちょろしてたくせに
もう未練はない?

どういう風の吹き回し?

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