私の嘘を完成させて

ずっとシャワーだったから
久々に湯船につかる。

「尚人さんって暴走族だったのか…」

彷徨の話を聞いて
色々と辻褄が合う。

尚人さんがたまに出す
あの低い声とか
皆が逆らえない所とか…

ってか私

「何にも知らないんだな…」

尚人さんの事も
あの5人の事も。

つい最近までは
興味もなかったし
知りたくもなかったのに…

けれど

きっと皆の方が私を
知りたがっている。

話の流れで私の事になると
皆気を使って話題を変えるんだ。

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