私の嘘を完成させて

「もしもし」

「南那ちゃん!」

「海。どうしたの?」

今度は海からだった。

「ううん!特に用事はないけど
何してるかなーって!」

「特に何もしてないよ。」

「何か寂しいよね。
皆に会えないって。」

「そりゃああんだけ
毎日一緒にいればね…」

「…南那ちゃんも寂しい?」

・・・。
普段はおちゃらけてる海が
いきなり真剣な声。

「どうしたの…突然。」

「俺は寂しいから。」

私はどうなんだろうか。

皆はいつも隣にいてくれて
たまに鬱陶しいけど…

いないと静かだな。とは感じる。


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