私の嘘を完成させて

「ううん。来てないよ。」

「…やっぱり。
今ね彷徨実家の方が
忙しいみたいだから
電話出来ないみたい。
俺らの電話も出ないから。」

「…そうなんだ」

「寂しい?」

昨日の海に引き続き
愁も同じ質問。

「寂しくないよ。
それより…彷徨大丈夫なの?」

「ふふ。そっか。
彷徨は大丈夫だよ。」

プププ

「あ。ごめん。
キャッチ入った。」

「了解。じゃあまた。
帰ってきたら遊び行こうね」

「うん。じゃあね。」

電話を切って
そのまま通話を切り替える。

< 244 / 402 >

この作品をシェア

pagetop