私の嘘を完成させて

「お茶でいい?」

「うん。」

「えー一緒に飲もうぜ。」

「彷徨に殺されるぞ。」

「うぇ。それは勘弁。」

ここでも彷徨の名前。

「はぁ」
ため息をついて
尚人さんと佐田先生の
向かいのソファーに座る。

理事長室のテーブルには
かなりの空き缶があって…

どんだけ飲んでるの…

ここ一応学校でしょ…。


「で?南那どうした?」

「お兄様たちが
姫の悩み聞いてやるぞー」

尚人さんは真剣なのに
ニヤニヤと楽しんでいる
佐田に若干イライラする。

心の中では呼び捨てに
してやろう。


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