私の嘘を完成させて
「ふぅん。
今日あいつらは?」
…。苦手だ。
なんとなくだけど
風戸君はあの5人を
敵対視してる気がする。
彷徨達の事を口から
出すときは目の色が変わる。
「いないよ。」
「へぇ。ねぇ神田さん。
あいつと付き合ってんの?」
「…なに」
「結城彷徨と。」
危険信号。
頭の中で警報が鳴る。
「つ、付き合ってない。」
「そうなんだー。
じゃあさ、神田さん。
俺と付き合ってよ。」
黒い笑顔でそう言った。