私の嘘を完成させて
「さて、南那ちゃん?
どういう事かな?」
「・・と言いますと?」
「とぼけんな!
あいつとの関係だよ!」
「南那ちゃんいつ
あいつと知り合ったの?」
生徒会室に着くと
質問攻めの嵐。
そう、私は結局
風戸君の事を
聞いていなかった。
というよりは・・・
聞けなかった。
彷徨にキスされた次の日に
聞こうと思ったけど、
何となく気まずくて
聞けなかったのだ。
「…最初に会ったのは
いつだったけ…忘れたけど、
廊下で話しかけられた。」
皆の雰囲気が怖くて
つい小声になってしまう…。