私の嘘を完成させて

確かに自分でも
似合わないって思う。

煙草が似合いすぎる彷徨を
見ると余計に落ち込む。

イケメンって何しても
イケメンだからいいよね。

お互いに会話をしないのが
何となく気まずくなってきた…

見回りしてんなら早く
立ち去ればいいのに。

なんとなく落ち着かなくて
もう一本煙草に火を着ける。

「やめろよ。」

「関係ないでしょ。
だいたい教室にもいないで
何してたわけ?」

「入学式」

はい?

「え。一年生なの?」

「馬鹿か。」

言葉が足りないんだよ!
心の中で突っ込んで
イラつきを覚える。

「俺ら」
「彷徨ー!ここにいた!
探したじゃん!って南那ちゃん?」

タイミング悪く現れる5人組。

だから何でここに入れるの?


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