普通なお嬢様の極秘恋愛
花歩ちゃんは、わたしの唯一の親友。

中学で周囲の態度が変わってしまっても、彼女だけは変わらなかった。
普段通りに接してくれて、辛い思いをするわたしを励まし続けてくれた。

「あ、もしかしてあなたが森下翔護君?
初めまして!
凛ちゃんから色々聞いてるよ?」

花歩ちゃんは人懐っこい笑顔を浮かべた。

「色々……ですか?」

「うん!」

わたしは、花歩ちゃんだけには秘密を打ち明けていた。

春休み、花歩ちゃんは色々と忙しそうで、一緒に遊んだりは一度も出来なかった。
だけど時々夜、寝る前に電話でお喋りした。
その時、翔護のことを話したんだ。
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