お前だけは離さねぇ〜甘々♡同居が止まりません!?〜


「それで紫音ちゃんのお母さんの相談を受けたところ、流羽をここに住まわせればいいと思ってね」


王子様のお父様はニコニコして言う



…はぁ。お父様…男と女が1つ屋根の下で暮らすのをそんなニコニコして提案しないでください。



「流羽に親から離れて暮らさせるいい機会だと思ってね…いいかな、紫音ちゃん?」





…いいも何も、もう決まってることなんでしょうどうせ


お母さんの横には大きな大きな京都行きの荷物が用意されてるし



王子様の隣にはこれからウチで暮らすためのものが入ってるであろうボストンバッグがあるし…




「…はい。大丈夫です」




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