また会いたくなっちゃったんだろ?

 .。*゚¨゚*..。о゚゚+。. 私の喜ぶ顔




「昨日は遅くまでお疲れ様でした。」
「あぁ、ありがとね。仕事自体はさっさと済ませてたんだけどな、ちょっと寄り道してたんだよ。」

え?意外…
先輩そういうこと嫌うはずなのに、どこ行ってたんだろ。

「せっかく出てったんだからでっかい文房具屋でも見てこようと思ってな。」「こないだ何か言ってたろ?」

え?私のこと?

「何かホラ、前の会社で使ってた『魔法のナントカ』って。大体魔法って何なんだよ!」
「す、すみません。」
「はは、まぁそれそのものじゃぁねーんだけど、ソレらしーのはいくつかあってな。」
「え?見てきて下さったんですか?」
「うん、何か買ってったら喜ぶかなーって見てみたんだけど、何かこだわりあるみてーだし…」

嬉しい…!

「まぁ、自分で見たいだろうから止めたんだけどな。今日は俺の貸してやるから使いな。」
「私、うるさいですものね。ごめんなさい。」
「自分の手に馴染むものってあるからな、いいと思うよ。」

先輩、私の言ったことわざわざ覚えていて下さったんですね
誰にでも何でも買ってあげるなんてこと…普通ないよね。

先輩の特別

に近づいて来てると思ってるんですけど…
もうちょっと思い切ったこと言っていいですか?
先輩、今夜お会いしたいんですけど…
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