5男1女の兄妹の長い1日 これって禁断の恋? 

長い一日の終わり

その後は、亮兄さん、啓兄さん、聡兄さん、そして璃兄さんはお祝いだと言ってワインを何本も空けていた。
そしてリビングで酔いつぶれて寝てしまった。

「もう…風邪ひくよ」

みんなを起こそうとしたら航兄さんが毛布を持って来て皆にかけてくれる。

「もう少し寝かせておこう?」

「でも…風邪ひくと…」

「暖房もついてるしそのうち起きるさ、美侑おいで」

航兄さんに手を引かれ2階の航兄さんの部屋に入ると、直ぐに航兄さんの唇が私のに落ちて来た。
私も航兄さんの首に腕をまわし応える。
そして航兄さんの唇が私の首筋へ下りて来た。

「ぁ…」

思わず出た自分の声に驚いてしまった。

私はなんて声を出してるんだろ…

恥ずかしくて顔を紅くすると航兄さんは微笑んで

「もっと美侑の声を聞きたい」

そう言うと再び首筋へキスを落としブラウスのボタンを外すと胸へとキスを落としていく。
体の芯が熱くなる…
こんなの初めて……

「あぁ……」

思わず大きくなってしまった声に驚いて私は両手て口を塞ぐ。
航兄さんに口から両手を外され航兄さんの唇で私の口を塞ぐ。

「ん……」

航兄さん……

足に力が入らなくなり崩れそうになったところを航兄さんに腰を支えられる。

「美侑…美侑の全てが欲しい…ダメか?」

どうしよう…
こんな時なんて言えばいいの?…
私の身も心も航兄さんでいっぱいにして欲しい…

私が何も言わずに俯いていると

「時間切れ」

えっ?

「キャッ」

航兄さんに抱き抱えられベットへそっと降ろされ服を一枚ずつ脱がされ一糸纏わぬ姿に…
そして航兄さんの唇が私の唇へそして首筋へ降りて行く。

「あ……航…兄さん…」

「美侑、航兄さんってやめてくれないか?なんだが禁断な恋みたいで罪悪感がある、航って呼んで」

禁断な恋?…
ううん…兄妹最後の日

「今夜はちょっとフライングだけど明日手続きをしに行こう、美侑愛してるよ」

「あぁ…航……兄さん達が…」

「みんなよく飲んでたからまだ起きないよ?」

航の唇が首筋から胸へ私の右胸の突起を舌で転がし吸いあま噛みそして右手で左胸を弧を描く様に揉まれる。

「あぁ……ぁ……」

航の右手が私の脇腹から下腹部へと降りて行く。
そして…蕾を弄る。
航のキスが下腹部へ降りて行く。

「あぁ……航…ダメ…」

「濡らしておかないと美侑が辛いから、美侑綺麗だよ…」

私の蕾を航の舌で弄り水の音を奏でる。

「あぁ……ぁ……航…身体が…あぁ…おかしくなる……航…」

「イッて良いよ」

「あぁ……」

私はビックンと跳ね登りつめた…
航はまだ着ていた服を脱ぎ捨てると覆いかぶさり私の体に沢山の花びらを散らす。

「あぁ……航……ん…」

「美侑、力抜いて」

航の指が私の中を弄り抜き差しを繰り返す。

「ん……あぁ…」

「美侑の中に入れて良い?」

頷くと航はゆっくり私を気遣いながら入って来る。

「んっ…」

「ごめん…痛いか?」

「大丈夫…」

「美侑、力を抜いてくれるか?狭くて入らない…」

「う…うん……でも…分かんない…どうしても力が入っちゃうの……」

「美侑、俺の首に手を回して爪立てていいよ」

「航……愛してる…………ん……あぁ……ぁ…」

航が私の舌に絡めるように口内を弄る。
航がしてくれた様に私も…

「ん……」

少しず航入って来た。

「んっ…いたっ……」

「ごめん…もう少しだから…美侑好きだよ…愛してる」

航は顔を歪めながらゆっくり入って来る。
そして私の奥まで航が入って来た。
ゆっくり二人で登りつめた。

「美侑、ごめんな、痛かったろ?」

「ううん…航と1つになれたの嬉しかった…」

「朝になったら父さんとお母さんに報告に行こうな?」

「うん」

私は航の腕に抱かれて眠りに就いた。

そして私達の長い一日が終わった。





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