涙の恋


その1ヶ月では少しだけいろんなことがあった。

体育祭の、二人三脚で、
流星くんとペアになった。

私は流星くんの顎位しか身長がなくて、

肩を組む時に私の肩に回る流星くんの腕に
胸がドキドキして、

私の左手が触れてる流星くんの肩にドキドキした。
少しだけ届かなくて、ぴったりくっつく形になってしまったことには
もう、顔の高さがリンゴみたいになっちゃって
死にそうだったんだ。






< 12 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop