恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
あー、美味しい。

"こはる"の料理を、四月からも食べたいな…

「内定のこと…お父さんに伝えた?」

お腹が満たされた私たちは、食後のお茶をいただく。

ここはお茶も美味しいんだ。

ズズズーーーッ

「言ってない。本採用になってから言うよ。横やり入れられたくないもん」

そうだよ。父に言ったら、勝手に内定を辞退させられかねない…と。

「まさか。いくらなんでも悠里のお父さん…それはしないでしょ?」

そういう奈々実に、私は首を横に振る。


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