二度目の恋



「美奈……ちゃんと説明するから、マンションで待っててくれる?遅くなっちゃうかもしれないから、寝ててもいい。それでも……待っててほしい」



そんなこと言われたら
嫌って言えないじゃん……


私がコクリと頷くと
ちゅっ、と軽くキスをし


「遥輝っ!」


一輝の声が公園に響くと
どこからともなく、遥輝は出てきて


なに?父さん、なんて呑気だ
一輝と別れて、私は遥輝とアパートに帰った




『なんで、一輝を呼んだのよっ?』



「え?だって、美奈ちゃんが言い寄られてるんだよ?父さんがどんな顔するか見てみたかったんだよねー、案の定、血相変えて走ってきた……ふふっ」


思い出したように、また笑っている
悪趣味だ……誰に似たんだか……
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