二度目の恋


それが三木田社長が亡くなった途端
花園側がコレを逃すまいと、一輝に近づいてきて、離れなかったという

葬儀中も参列者や関係者への挨拶に追われ、周りに誰がいるかも一輝は理解していなかったらしく、勝手に隣にいる花園琴美だと気づかなかったらしい


けど、それを見た参列者は一輝の婚約者と勘違いしたらしく、それをわざと話を広げたのも花園グループ

その火消しもしていたから
思った以上に時間がかかったという


『……納得されたの?』


納得しなかったら、また同じ事があるかもしれないと、不安になる


「大丈夫……。あの女には切るに切れない相手がいたんだ。どういう繋がりがあったのかは知らない。けど、そいつはある人を好きになってしまった。あの女はそれを使ったんだ。俺から奪うことを…」


まさか……佐野部長?
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