二度目の恋



「そういう顔も、好きだよ」


そう言って、ちゅっ、とキスを落とす


「泣いた顔も」……ちゅっ
「笑った顔も」……ちゅっ
「不貞腐れた顔も」……ちゅっ
「怒った顔も」……ちゅっ


「もう、離さない」


そう言って、噛み付くように……
何度も角度を変え、舌を絡ませ
お互いを求めるように……。



「……美奈、……返事は?」



『……っ、……う…っ、はぁっ……』



答えようとすれば唇が塞がれる
一輝は意地悪だ


一輝の手が私の肌に直接触れる
その度に私の声は漏れてしまう


「美奈、愛してる」


何度も言われ、愛される
その度に突き上がるものに耐えながら
私の身体は徐々に麻痺していく


汗ばんだ身体に抱きつくのが精一杯になる



一輝、愛してる


伝わったかな?




Fin
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