二度目の恋



「柳原さん、落ち着いて」



先生が私を宥めて、一輝をみて話し出す



「安定期に入ったからと言って、絶対大丈夫って言う訳じゃないのは理解しているかと思います。奥さんの体調や、精神面を色々話し合ってください。もちろん、妊娠後期になれば早産の危険を考えて控えて頂きたいっていうのが、私の考えです。無理をせず……です」


そう言うと、一輝は納得したようだ
ありがとうございます、と頭を下げ
私達は病院を後にした



私は……頭にきたっ。
病院のあと、一輝が送ってくれてマンションに帰った
一輝は私を下ろして、そのまま会社へ戻った

一言も話さない
話しかけられても……無視だ



こんな時、愚痴を聞いてくれるのは
あの人しかいない、


そう思い、私はスマホを操作した
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