二度目の恋



ふぅー……



「疲れたか?悪いな、お袋が……」


運転しながら、一輝が謝る



『ううん、私が和代さんに甘えちゃってるの。なんか久しぶりだから…さ』


お母さんって、存在が……



そう言うと、一輝は何も言わなかった
マンションに帰れば
遥輝が夕食を作って待っていてくれた

そこには里美ちゃんもいた



あら、二人が揃うなんて珍しい
そう思いながら、寝室へ行き
一輝の着替えを手伝う


「何かあるな?」


一輝もわかったみたいだった


『どうする?できちゃった話だったら?』



そりゃ、ないだろ……
なんて笑ってたのは10分前だ




「……そういうことだから、」


遥輝の言葉に何も言い返せない
私もだけど、一輝も
豆鉄砲喰らったような顔をしてる
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