二度目の恋



そういうことだから……で済まされる話ではない



『遥輝っ!あんた、ちゃんとわかって言ってるの!?里美ちゃんのご両親にもちゃんと話したの?』


わかってるよ、
だって俺は二人の息子だから


そう答えた遥輝の目は真剣だった
それを言われたら
何も言えなかった



遥輝の話は……こうだ

私達の冗談めいた話は的を得ていた


「里美が妊娠したから、結婚する。里美も心配だけど美奈ちゃんも心配だから、ここに住むか、近くに引っ越そうと思っている。その方が里美も安心するし」

「で、仕事を辞めようと思ってる。これでも俺は柳原一輝の息子、これからのことを考えたら、父さんの会社で勉強したい……これは前から考えていた」


確かに一緒に暮らすようになって
遥輝は一輝の仕事や会社について
色々聞いているのを耳にしていた
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