二度目の恋


「里美の両親には、先週末に挨拶に行ってきた。そりゃ驚いていたけど、喜んでくれたよ。」


喜んでくれたって、
里美ちゃんも遥輝もまだ20歳


「うちの両親、昔から遥輝のこと大好きだったんです。いつか結婚できたらってずっと思ってたみたいで……だから反対とかは全くありません」


里美ちゃんも、そう言う
チラッと一輝を見れば
黙って腕組みをして考えていた



一輝……、
やっと父親らしい父親になって
数ヶ月、これから我が子が産まれてくるっというのに、孫が生まれる……しかも自分の元で働きたい、って


困惑するのも無理はない



「……分かった。住まいは好きに決めたらいい。同居してもいいが、ずっとはダメだ。……このマンションに空きがあるな、それでいいなら買ってやる」


買ってやる……って!
さすがに驚いてしまう
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