二度目の恋



「……は、はいっ!…けど、かなり緊張します」



ふふふっ、なんかいいなぁ。
私は大きめのブランケットを取り出し
二人に掛けてあげた



『このまま寝ても大丈夫ね。……て、ブランケットの中で変な事はしないでね』


そういうと、焦ったように
河村さんが首をブンブン振る




『佳奈さん……いい子でしょ?』



「はい、なんか凄く癒されます」



『ふふふっ、癒されるか……。それはいいことね。ならちゃんと伝えなきゃ…』



そういうと、また顔を赤くして
けどしっかり私を見て頷いた




「……なんで、わかったんですか?」



河村さんの問いに、私はあの日のことを話した
二人が一目惚れをしたと思われる日の事



「……ははっ、いや、参ったな。見られてたんですね……」



照れたように笑う河村さん




「美奈ちゃんは自分のことに対して鈍感なくせに、他人の事はすぐわかるの」


そう割り込んできたのは遥輝だった
< 69 / 269 >

この作品をシェア

pagetop