詩集ー七色の空ー

家族と花


どこにでも咲いている花
足を止め私達は見つめた

大切な家族がそばにいる

それだけで
どんな高価な花より綺麗に見えた


家族の歴史
心地いい重み

色々あった
今の自分があるのは家族のおかげ

離れた身内もあるけれど
痛みも恨みも怒りも全て
『人』を知るために必要だった

他人との間には決して生まれなかった絆を
今たしかに感じている
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