誰なのよっ!
日常1
私は3人ぐらしの家族です。
とっても仲が良い家族だと私は思っています。まぁ、普通の家族とあまり変わらない…かな?
母は、料理研究家をしている。
父は、ニートだ。
父は財閥の一人息子だから働かなくてもいいと思っている。
私は高校1年生、八光高校に通っている。


母「るいちゃん~起きてらっしゃい~」
瑠偉「…おきてるー」
母「それなら私は仕事に行くわよー」
瑠偉「行ってらっしゃい……」
……
ん。今何時だっけ。
母さんが仕事に行くのってたしか…7時だっけな…じゃああと30分寝れるね。…

ふにゅ
不意に誰かにほっぺたをつままれた。
誰だろ…気になる…眠い…
??「いい加減起きろよ!」
瑠偉「だぁれ。眠い…」
??「何時だと思ってるんだよ」
この声は龍?でも何で…?
ここ私の家だよね…?
瑠偉「何で龍がいるのぉ…?」
龍「咲智(瑠偉の母)さんに頼まれたんだよ」
だんだん目が覚めてくる…
え?ちょっとまった。
私今変な格好してるよ!?
瑠偉「り、り龍!ちょっと何入ってきてるのよっ!」
龍「お前の部屋だが?」
瑠偉「そんなことわかってるわよ!だいたいあんたね…」
龍「いや、説教なら後で聞くけど、それより時間いいのか?」
瑠偉「それよりって……え?嘘でしょ」
時計の針は8時10分
本鈴時刻8時半
瑠偉「ちょっと何でもっと早く起こさなかったのよー!遅刻しちゃうじゃない!」
着替えを始める。
龍「お前は羞恥心というものは無いのか」
龍は部屋から出た。
瑠偉「別に兄弟みたいなもんじゃん」
龍「…」

龍はお向かいさんちの息子さんで親同士が仲が良くよく家に遊びに来たり一緒に旅行にいったりする。普段はあまり喋らないやつだが私の間ではうるさい。

キーンコーンカーンコーン
2人「はぁ…はぁ…間に合った…」
教師「間に合ってないわよ?後で反省文ね」
2人「え」
瑠偉「あんたがもっと早く起こさないからー」
生徒「ふー。お二人さん朝からお熱いねぇー」
瑠偉「兄弟なのに恋愛なんてないないっ。しかも、龍なんて、絶対恋したことないよ」
龍「あるよ」
瑠偉「あるのー」
私は冗談だと思って軽く受け流した。
私は席に座って教科書を取り出した。
??「おはようございます、瑠偉さん」
瑠偉「おはよう、奏くん」
奏「今日もとてもき…」
奏くんが途中で止まった。何故か顔を真っ青にしてこっちを向いている。
瑠偉「奏くんどうしたの?」
奏「い…いえ、何もありません」
何だったんだろ。
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