WOLF-孤独のその先-
あの空き教室にいる不良っぽい感じの男の子達にも、これなら納得だ…
いつも梶君と話していた意味のわからない話も…全部全部この事だったんだ。
「黙っててごめんな」
あまりに唖然としている私に、さすがのソウは申し訳なさそうに謝るけど、きっと学校中の人達が知ってる中、何にも知らない私がおかしいんだと思う。
「それってさ…」
「………」
「喧嘩とかするの…?」
何故かこの時、私の頭に浮かんできたのはキョウヤが血まみれで道路に倒れていた時の光景。
何故それが今出てきたのか、そんな事考えなくても分かる。