WOLF-孤独のその先-
次の日朝起きるとキョウヤが隣に寝ていて、凄く幸せな気分になった。
「一度着替えてからまた来る」
スーツを着ているキョウヤは好きだけど、お買い物に行くにはキョウヤのスーツ姿は目立ちすぎる。
「分かった、片付けとかしてる」
「あぁ」
しばらくしてチヒロさんがキョウヤを迎えに来て、私はその間せっせと引越し準備を始めた。
思った以上に捗らない…というか大変だ。
何がいるもので、何がいらないものか選ぶのでさえ嫌になってきた。
もういっそう全部捨ててしまおうかなんて考えまでうまれてくる。