WOLF-孤独のその先-
何度も唇をふさがれては見つめ合う。
もうそれだけで私の腰は砕けそうで、力が入らなくて
「次またしたら、こんなんじゃすまねェからな」
ニヤリと口角を上げ色っぽく笑うキョウヤに、私は一生勝てる気がしないと思う
「そもそも何でケイなんかに着いていくんだよ」
「いや、特に理由はないです…」
ソウと喧嘩して放心状態だったからだなんて言えない。
「そういえばキョウヤ、四月からケイが私の護衛やるって本当なの?」
キョウヤに骨抜きにされててすっかり忘れていた。