WOLF-孤独のその先-



「おう、キョウヤじゃねェか」



私がキョウヤの隣に座った所で、奥のお客さんと話していたバーテンダーがこちらへと近付いてくる。




「飯出してくれ」



白いワイシャツに黒の腰エプロンを付けた30歳くらいのワイルドな男の人。




キョウヤのその言葉に「ここは飯屋じゃねェって何回言えば分かる」と呆れたように笑っている。




「あれ?そっちの可愛い子はキョウヤの連れか?」



そんな男の人はキョウヤの隣に座る私の姿を見ると、少しキョトンとして見せた





< 86 / 567 >

この作品をシェア

pagetop