WOLF-孤独のその先-
「おう、キョウヤじゃねェか」
私がキョウヤの隣に座った所で、奥のお客さんと話していたバーテンダーがこちらへと近付いてくる。
「飯出してくれ」
白いワイシャツに黒の腰エプロンを付けた30歳くらいのワイルドな男の人。
キョウヤのその言葉に「ここは飯屋じゃねェって何回言えば分かる」と呆れたように笑っている。
「あれ?そっちの可愛い子はキョウヤの連れか?」
そんな男の人はキョウヤの隣に座る私の姿を見ると、少しキョトンとして見せた