我追う者は去り。
まず、目指すべきことがある。
それは、「支配」。
このようなクソでゲスの住み場など懲り懲りだ。
計画は、身近な者から攻めてゆくとしよう。
6畳の基地(ただの自分部屋)で、
椅子に腰掛け天井を見上げる。
腕を胸の前で組み、足も組む。
そして、鼻下と唇の上に鉛筆を挟み悩みに悩んだ。
コンコンッ
突如、基地の門(只のドア)が叩かれた。
「何奴…っ!」
基地の門を睨みつけた。
ギィィィイ…(ガチャ)