【完】365日、君をずっと想うから。
間も無くチャイム音が家の中で鳴り響く音が聞こえてきて、
「はい…」
ドアが開けられたかと思うと、目を丸くした蓮がドアの向こうから現れた。
「蓮っ……」
「花?」
蓮の顔を見たら、やっぱり思いが込み上げてくる。
それくらいずっと、蓮のこと考えてた。
「なんでここに……。
つうか、なんでそんなに息切れて、」
驚きに目を見張る蓮に、私はいつもより大きな声で答えていた。
「蓮に会いたかったからっ」
「は?」
息を整えつつ、私はまっすぐに蓮を見据えた。