告死天使
高校生活を終え、予備校生になった俺。

何に向いているのか、とか、自分でもよく分からない。

勉強のできる子どもではあった。

ただ、それは兄や父ほどではなく。

体育は全般的に苦手。
美術も。
音楽は少しマシ、といったところ。
――だから、見様見真似のベースでも弾けるようになったし、「付け焼刃」の技術論も一応は身につけることができた。
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