夢見姫と7人の王子

電話帳





彼はいつも無愛想だ。



こちらから話しかけなければ、決して何も話してくれない。


けれど、私が頑張って質問すると、いつも邪険にせずに答えてくれる。



仕方ねぇなって。



だから私はいつも彼に頼ってしまう。

彼がくれる甘い蜜を吸いながら、私は彼に寄りかかる。


それはとても幸せな時間。

いつもおせわになってます。

私の素敵な王子様。

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