いいじゃん、俺の彼女になれば。
ジッと琉玖の目を見つめる。



すると琉玖は、照れくさそうに笑った。



「だからー。
その前に、プレゼントを用意しとこうと思って。
ちゃんと当日に渡せるように」



「……え?
それで……。
あの女の子と買いに行ってくれたの?」



あたし……。



あの子と友達じゃないんだけど。



あ、そっか。



選んでもらってたのかな?
< 269 / 290 >

この作品をシェア

pagetop