いいじゃん、俺の彼女になれば。
もう少しなにかない?



「…………」



あたしは、南くんにチラッと視線を走らせた。



でも南くんは、くるくるの茶色い目を向けてくるだけ。



それも、棒のついたアメをおいしそうになめながら。



……って。



さすがは、ゆるふわ王子。



のん気なもんだー。



あたしの気持ちなんか……これっぽっちもわかるわかないかー。
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