溺愛彼氏の苦悩 【ぎじプリ】
「俺のどこが好き?」
「いつも優しく抱きしめてくれるところ…かな?」
「他は?」
「一緒にいてくれるだけで温かいところ」
「当たり前だろ 俺はお前の一番なんだから」
そう言っていつものように後ろからギュッと抱きしめられる。
「ヤキモチ妬きの俺は嫌いか?」
「いつもは嫌よ
でもたまには愛されてるって気付かされて嬉しいかも」
そう言って彼に振りむくと
「好きだな その笑顔
俺がいつもその笑顔に癒されてるって知ってた?」
照れくさそうにボソボソと喋る。
「だから絶対おまえの事離してやらない」とさらに強く抱きしめる。
「わたしもいつまでも傍にいるわ」
「だからって他のオフィスチェアーに軽々しく座るんじゃねーよ」
「あなただって他の子にいい顔しないでよ」
「俺が?」
そう言った私の顔をキョトンとして見るけれど
わたしは知っているの。
デザイナーでスリムながら高機能で座り心地が抜群の彼を
他の事務職の子達がコッソリと座っているのを。
「だってあなたはわたしの一番だから」
END
♢♢♢♢♢♢♢♢♢愛しの彼はオフィスチェアー♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「いつも優しく抱きしめてくれるところ…かな?」
「他は?」
「一緒にいてくれるだけで温かいところ」
「当たり前だろ 俺はお前の一番なんだから」
そう言っていつものように後ろからギュッと抱きしめられる。
「ヤキモチ妬きの俺は嫌いか?」
「いつもは嫌よ
でもたまには愛されてるって気付かされて嬉しいかも」
そう言って彼に振りむくと
「好きだな その笑顔
俺がいつもその笑顔に癒されてるって知ってた?」
照れくさそうにボソボソと喋る。
「だから絶対おまえの事離してやらない」とさらに強く抱きしめる。
「わたしもいつまでも傍にいるわ」
「だからって他のオフィスチェアーに軽々しく座るんじゃねーよ」
「あなただって他の子にいい顔しないでよ」
「俺が?」
そう言った私の顔をキョトンとして見るけれど
わたしは知っているの。
デザイナーでスリムながら高機能で座り心地が抜群の彼を
他の事務職の子達がコッソリと座っているのを。
「だってあなたはわたしの一番だから」
END
♢♢♢♢♢♢♢♢♢愛しの彼はオフィスチェアー♢♢♢♢♢♢♢♢♢
